2/1 ワークショップ開催の報告
こんにちは！初めまして。
LIVE YOUR LIFE.栃木運営メンバーの須藤ゆきなです。(ニックネーム:ゆきなちゃん)
去る2月1日(土)宇都宮市男女共同参画推進センター「アコール」にて、市民企画講座の形で対話のワークショップを開催しました。
親となった「自分」を語ろうと題したこのワークショップ。性別・年齢・人生のライフステージ・置かれた状況も様々な13名が集まり、本音でそれぞれのテーマについて掘り下げていきました。
境遇は違っても、共通点は親であること。
子供を育てる中で、多少の差はあっても親の価値観の押し付けは避けられない。そのことに対する議論が深まりました。
礼儀正しく、正直に、社会で恥ずかしくない人間になって欲しい、だから厳しく育てる。それも親の愛。子供の悩みやトラブルに、解決策を示してあげる。それも愛。
しかし、それで子供は幸せだろうか？
子供自身の価値観を尊重できる家庭でありたい、という方向に話が向かったとき、親になることでの人間的な成長って、こういうところにあるのかな？と垣間見た気がします。私は全然まだまだ、ですけれど。子育てって、とっても興味深いですね。
その他に気になったトピックは、家族、特に夫婦間で、お金を稼いでいる方が偉い、という無意識についてです。
これは、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
共働きだけど夫の方が収入が高いから、子供のことは妻が主にやってます。保育園のお熱のときはいつも妻が呼ばれるけれど、収入を考えると仕方ないよね。専業主婦だから、夫の稼ぎで自分の好きなものは買いづらい。託児にお金を使うなんて、罪悪感で…。などなど。
家庭をも支配する資本主義。お金って便利で厄介です。
でも家庭の安らぎ・安心感・愛情は、プライスレス。維持する努力とメリットは、お金を稼いでいるかどうかに関係ないですよね。
答えがスッパリ出る話ではないですが、自分の家庭が、19世紀のどこぞの欧米人が考えたシステムに支配されている、それってどうなの？と気づくことは大事かもしれません。
その他にも、熱いお話がたくさん繰り広げられました。参加者それぞれ、色々な思いを持って帰ることができたことと思います。
今回も、初めての方も多かった中、とても良い会となりました。色々な方に、対話の場に参加していただけると良いなぁ、と感じたワークショップでした。
次回の開催は、3月15日（土）です。
